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<< saku - おすすめ本の記事 >>

ノーベル平和賞。

by saku

みなさんこんにちは。
平和を愛する坊主頭のsakuです。

先日、ノーベル平和賞が発表され、
マララ・ユスフザイさんと
カイラシュ・サティアルティさんが受賞されました。
日本国憲法第9条(日本国民)は受賞を逃しましたが、
もし受賞していたらどうなったんでしょうね。


マララさんに関する本は、
中標津町図書館にもいくつかあります。
ニュースで報じられている通り、
17歳という異例の若さでのノーベル平和賞受賞です。


『ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか。』石井光太/著 ポプラ社
という本に、マララさんの国連での演説(2013年)が掲載されています。

マララさんは、演説の1年前に武装グループに銃撃を受けています。
少女が教育を受けることを反対したグループが支配する中で、
「学校へ行きたい」と訴え続けたからです。


銃で撃たれ、生死の境をさまよった後でもなお、
同じ主張をし続けていけたのは、
マララさんの考えが個人の枠を大きく飛び出ていたからだと思います。
自分の声が上がらなくなっても、
絶対にほかの場所から声が聞こえるはず、と。


僕の半分くらいの年月しか生きていない少女なのに、
ただただ尊敬するばかりです。


ノーベル文学賞、今夜発表!

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

今夜、予定では
ノーベル文学賞が発表されることになっています。
他の分野で日本人の受賞が決まっていますが、
文学賞で期待されるのは、やはり
村上春樹さんですね!

ここ数年、
最有力候補と言われ続けながら
惜しくも受賞を逃していました。

もし、村上春樹さんが選ばれた場合、
ノーベル文学賞では日本人3人目の受賞となります!
(ほか2名は川端康成氏と大江健三郎氏)


個人的にはお気に入りの作家なので、
ぜひ受賞していただきたいなと思います。


ブログ紹介本コーナーに、
村上春樹さんのデビュー作
『風の歌を聴け』(講談社)を置いておきます。
35年前の作品で、最近のものとはまた違う雰囲気を感じられる文章です。
興味のある方は、『風の歌を聴け』を入れて「鼠三部作」ともいわれる初期作品
『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』もどうぞ。


宝くじ。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

9月2日は、「くじの日」だそうです。
当選しても引き替えないまま時効を迎える宝くじが多いことから、
その防止のために制定されたそうです。
もったいないですね。


図書館に
『宝くじに当選したら読む本』高井次郎/著(三才ブックス)
という本があります。
出版が1999年と古めの本なのですが、
今でも役に立ちそうなことから、
ちょっとクスッとしてしまう疑問までいろいろ載っています。
「1等でも窓口の番号札をとって待った方がいいの?」とか。


「宝くじがあたったら何をするか」という妄想をしたことがある方は
結構いるのではないでしょうか。

この本にもそういう妄想をまとめたページがあって、
高額当選したら
「人生ゲームの紙幣にする」
「駄菓子屋で『はい、500万円』と言われたときに本当に五百万円出す」
など、とても有意義な使い道が書かれています。

さらに最後のほうでは、
高額当選用の買い物カタログ(価格は99年当時)があり、
“核シェルター10人用 1000万円”などが紹介されています。
“むろ”じゃだめなんですかね?涼しいし。野菜もおけるし。


皆さんのお家にも、
もしかしたら眠っている高額当選くじがあるかもしれません。
せっかくですから、確認してみてはいかがでしょうか。
残念な結果になっても、責任は負いかねますが…。


そろそろ。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

8月31日開催の
『第29回 青空本の広場』に向け、
準備を進めております。

昨日は、
古本市で使うための本を
2階から1階に下ろす作業をしました。

そのため、
今日は朝から筋肉痛です。
まだそれほどの痛みではないのですが、
これからひどくなるのか、
それとも和らいでいくのか。
日頃の運動量を考えると、
絶対にこれから痛くなるんだろうなぁと思います。
普段から体を動かすのって大事ですね。

先日、息子の友達に
「お腹ぽにょぽにょだね(^o^)丿」
と言われたばかりなので、
『そろそろ走ろっ!』あきたいねみ/著(ダイヤモンド社) 
でも読んで、そろそろ走ってみようかと思う今日この頃です。


本の作品。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。
ひと雨ごとに涼しくなりますが、
みなさん、お体の具合は大丈夫ですか?


22日の金曜日、広陵中学校1年生の教室にお邪魔してきました。
7月の3年生に引き続き、ブックトークをするためです。

一つのテーマに沿ってトークをしながら
いろいろな本を紹介するのがブックトークですが、
今回は“本”をテーマにお話ししました。
来週の月曜日に、あと2クラス同じテーマでお話をします。



“本”に関する作品で、個人的に印象深いのは
ベストセラーにもなった『1Q84』村上春樹/著(新潮社)です。

舞台は1984年の東京。
スポーツのインストラクターを営む傍ら暗殺業を続ける女性「青豆」と、
女子高生の書いた文章をもとにゴーストライターとしてベストセラー『空気さなぎ』に携わる男性「天吾」。
ある時点から、フィクションであるはずの『空気さなぎ』の中の世界の現象が現れはじめる。
大小2つの月、暗躍する“リトル・ピープル”と呼ばれる謎の存在…

という感じの物語です。
短くまとめるって難しいですね。

『1Q84』は近過去小説(?)ですが、
近未来小説としての『1984年』という作品もあります。
ジョージ・オーウェルというイギリス人作家の作品で、
1949年に発表されました。
『1984年』は、“ビッグ・ブラザー”と呼ばれる絶対的な権力に、支配・監視される世界を描いた作品です。

『1Q84』と『1984年』、読後感はかなり違います。
正反対と言ってもいいくらい。
両作品ともかなりの文章量ですが、
気長に読んでみてはいかがでしょうか。


今回は真面目に本の紹介をしてみました。
以上、1984年には保育園でビービー泣いていたsakuでした。


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