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saku - おすすめ本 - 2014年10月の記事

ノーベル平和賞。

by saku

みなさんこんにちは。
平和を愛する坊主頭のsakuです。

先日、ノーベル平和賞が発表され、
マララ・ユスフザイさんと
カイラシュ・サティアルティさんが受賞されました。
日本国憲法第9条(日本国民)は受賞を逃しましたが、
もし受賞していたらどうなったんでしょうね。


マララさんに関する本は、
中標津町図書館にもいくつかあります。
ニュースで報じられている通り、
17歳という異例の若さでのノーベル平和賞受賞です。


『ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか。』石井光太/著 ポプラ社
という本に、マララさんの国連での演説(2013年)が掲載されています。

マララさんは、演説の1年前に武装グループに銃撃を受けています。
少女が教育を受けることを反対したグループが支配する中で、
「学校へ行きたい」と訴え続けたからです。


銃で撃たれ、生死の境をさまよった後でもなお、
同じ主張をし続けていけたのは、
マララさんの考えが個人の枠を大きく飛び出ていたからだと思います。
自分の声が上がらなくなっても、
絶対にほかの場所から声が聞こえるはず、と。


僕の半分くらいの年月しか生きていない少女なのに、
ただただ尊敬するばかりです。


ノーベル文学賞、今夜発表!

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

今夜、予定では
ノーベル文学賞が発表されることになっています。
他の分野で日本人の受賞が決まっていますが、
文学賞で期待されるのは、やはり
村上春樹さんですね!

ここ数年、
最有力候補と言われ続けながら
惜しくも受賞を逃していました。

もし、村上春樹さんが選ばれた場合、
ノーベル文学賞では日本人3人目の受賞となります!
(ほか2名は川端康成氏と大江健三郎氏)


個人的にはお気に入りの作家なので、
ぜひ受賞していただきたいなと思います。


ブログ紹介本コーナーに、
村上春樹さんのデビュー作
『風の歌を聴け』(講談社)を置いておきます。
35年前の作品で、最近のものとはまた違う雰囲気を感じられる文章です。
興味のある方は、『風の歌を聴け』を入れて「鼠三部作」ともいわれる初期作品
『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』もどうぞ。