中標津町図書館 information

トップページ






RSS

Ringworld
RingBlog v3.22

ジェーン - おすすめ本 - 2013年7月の記事

やさしいおばけ

by ジェーン

みなさん、こんにちは!ジェーンです。


今日は、東小学校の1年生のみなさんが図書館見学に来てくれました♪

そこで、おばけが出てくる
紙しばい
やまでらのかんのんさまよこみち けいこ 童心社(K1/ヤ)

を読んだのですが、みんなオバケの名前をよく知っていて、「ぬりかべ〜!」「からかさおばけだ〜!」とわんやわんやしていました♪

子どもたちは、こわい話が大好きで、図書館のこわい本もわんさか借りられていきます。


私はこわい話はあまり得意ではないのですが、図書館には、こわいオバケだけではなく、優しいおばけの絵本もあります☆

おじいちゃんがおばけになったわけ
キム・フォップス・オーカソン/文 エヴァ・エリクソン/絵 あすなろ書房(E2/エ)


−−ある夜、死んじゃったはずの「じいじ」が、男の子「エリック」の部屋に現れます。
「じいじ」は忘れ物をとりに「この世」に来たのですが、忘れ物が何だったか思い出せません・・
「じいじ」の忘れ物は一体何だったのでしょうか?


「じいじ」と「エリック」のやり取りが暖かくて、そしてこの絵本の絵の雰囲気が好きで、私は読んでみて、なんとなくでも心に残る本は2度も3度も読み返すのですが、この絵本も何度か読み返してしまうほど好きな絵本です。


さて、東小学校1年生の皆さんには、バッチリご案内してきたのですが・・

8月2日(金)閉館後の図書館で「納涼おはなし会」を開催します!

いつもは入れない閉館後の図書館で、こわーいおはなしを読みます。

おはなしの後、子どもたちには肝試しが待っています。

子どもたちが肝試しの間、大人の方たちも楽しめる、こわーい話の朗読があります。

暑い夜、こわい話で涼みませんか?

詳細はこちら↓ ぜひぜひ足を運んでくださいね。


☆★☆納涼おはなし会図書館百物語〜悲の巻〜」☆★☆

ひにち:8月2日(金)夜7:00〜(30分間)

ところ:閉館後の図書館

演 目:おはなし会「いるのいないの」
    朗読「雪女」ほか(協力/朗読サークル えくすぷりーど



時計の夏バテ

by ジェーン

みなさん、こんにちは!ジェーンです。

最近温かい日が続いていますが、夏バテしていませんか?


私の愛時計は夏バテなのか止まってしまい、先日時計屋さんにお願いをして元気を取り戻したばかりです。

中学生のころからほぼ毎日着けつづけているので、時計がないと寂しく、止まってしまった時計を身に着け、何度も時間を確認してしまいました。。

彼も今年でめでたく8歳を迎えます。これからも元気に動き続けてほしいなぁ・・


時計といえば、高校生のときに夢中で読んだ本なのですが、「北村薫さん」著作の「時のねじれ」シリーズ(わたしが名づけた・・)があります。

その中の1冊で、3冊ある中で1番好きだったのが、

スキップ』 
北村薫/著 新潮社 (E1/キ)

です。

17歳の女子高生「真理子」が目覚めたら、夫と娘のいる47歳の自分にスキップしてしまうおはなしです。
始めは戸惑う真理子ですが、徐々に47歳の真理子として生きていくようになります。


わたしたちには「過去」「未来」そして「現在」という3つの時間軸があって、「想い出」や「想像」をすることで、どの時間軸にも行くことができます。
わたしも想い出にふけることがあるし、将来を想像することもあります。
ですが、「今」を大事に生きること、その大切さを知ったのもこの本です。


さて。このシリーズには、ほかにも『ターン』『リセット』という本があります。

私も久々に読み返してみようかな・・。


明日は七夕。

by ジェーン

みなさん、こんにちは。ジェーンです♪


明日7月7日は七夕の日
無事、織姫さまと彦星さまが会えるといいなぁ・・。


七夕の日を調べてみると、7月7日と書かれているものや8月7日としているところもあるようです。地域によって違うんですね。
北海道では、8月7日としているところが多いみたいです。
そして明日の夜8時から10時にかけて「ライトダウン」が実施されるそうです。
天の川を見ながら、地球環境の大切さを再認識しよう、という考えのもと、大きな商業施設、各家庭などで「あかりを消す」というものです。
普段当たり前にあって、ついつい忘れてしまいがちな「あかりの大切さ」「地球環境の大切さ」を再確認する時間をもつ、良い機会ではないでしょうか。


さて、「これぞ絵本の原点」と言われる

アンジュール』 
ガブリエル・バンサン ブックローン出版 (書庫/E2/ハ)

という絵本があります。
文字はなく、すべて絵で語られているのですが、その絵というか表現が、文字や文字からくる意味解釈を越えて、訴えかけてくるのです。

車から投げ捨てられた犬が、彷徨い歩き、走り、最後にはひとりの子どもに出会う、そんなおはなしです。

人、モノ、知識・・新たな「出会い」はエキサイティングで、嬉しいものです。

織姫さまと彦星さまも、明日、1年ぶりに会えるとドキドキわくわくしていることでしょう。
明日、きれいな星空が見えるといいですね♪