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おすすめ本 - 2012年4月の記事 >>

晴れた日は図書館へいこう

by のび子

昨日の久しぶりの青空に、タイトル通りの本を思い出しました。
晴れた日は図書館へいこう(小峰書店)」は
緑川聖司さん作の児童書です(当館で所蔵しております)
このタイトルの意味については、主人公のしおりちゃんが
プロローグで語ってくれています。


「読みたい本は、たくさんある。
 その上、わたしが一冊の本を読んでいる間にも、
 世界中でたくさんの人が、わたしのために新しい本を
 書いてくれているのだ。
 雨の日だけじゃ、とても読みきれない。
 だから、わたしは声を大にしていいたい。
 晴れた日は、図書館へいこう!」


ワクワクする、ステキな言葉!

でもくもりの日だって雨の日だって
図書館は皆さんをお待ちしておりまーす!!


いつか月浦

by なな

こんにちは!

みなさん、パンはお好きですか?
わたしは大好きです(^^)♡
最近では、時間があれば半日かけて自分でパンをつくります。
生地をこねてふくふくふくらむまで発酵させて、形をととのえ焼き上げます。
焼き立てのパンのおいしさを一度味わってしまったら、どれだけ時間がかかろうが、もうやめられないのです。


そんなわたしが最近読んだ本は、

『しあわせのパン』
三木有紀子/著 ポプラ文庫



この小説は、北海道の月浦という町が舞台です。
あたたくておいしそうなパンがたくさん出てきます。
そのうえ、とても良いおはなしで、読めばおなかも心もほっこり満足してしまう小説ですよ!
小説の中に登場する『月とマーニ』という絵本も良いおはなしです。
絵本は文庫の最後に付いています!



とってもおすすめですので、みなさんぜひ読んでみてください(^o^)

ちなみに、わたしはいつか必ず月浦へ旅行に行くと決めております。


お国ことば

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。
散髪は専らセルフです。


4月もそろそろ終わりですね。
新年度を新たな土地で迎えた皆さま、
新しい生活には慣れましたか?

その土地には、そこに根付いた“お国ことば(方言)”がありますよね。
言葉のイントネーションが独特だったり、
単語自体が全く違うものだったり。
知らない土地の言葉って、
とても新鮮で、興味深いものです。

そこで紹介するのが、
『日本国憲法前文 お国ことば訳 わいわいニャンニャン版』
(勝手に憲法前文をうたう会/編 岩合光昭/写真 小学館)
日本国憲法前文を、
47都道府県の人たちが、
自分たちの言葉で訳してみました!

ついでにその土地の猫の写真も載せちゃいました!
という本です。

我らが北海道は、上川地方にお住まいの方が翻訳(?)されています。
同じ北海道方言の中でも、地域によって違うこともあります。
上川地方と、中標津ではどう違うのか?
比べてみるのも面白いですね(^^)

他の都府県を見てみると、
青森県と沖縄県はやはり独特ですね。
中標津町図書館には青森県出身の職員がいるので、
今度読んでもらおうと思います!
(誰なのかは、今までのスタッフブログを読むとわかるかも!?)

猫の写真は、長崎県・愛媛県・熊本県がイイ味出してます♪
特に愛媛猫は、
「なるほど、これは愛媛だ(笑)」
と納得できます。


5月3日は憲法記念日です。
憲法の前文を改めて読みなおしながら、
他の土地(と猫)に思いを馳せてみてはいかがでしょう?


「大切」ということ

by ジェーン

どんよりと重い雲。変わりやすい春の天気ですね。
…でも私はこんな天気も好き。なぜなら家々の灯りが温かく見えるから。
たまには家の中で鈍色の空を見るのも悪くないかな、と私は思うのです。


さてさてこんな日には、ふっと感傷的になります。
こんな時に、私が読むのは詩です。
今まであまり触れてこなかったし、自分から手に取ることはなかったのですが、例えば誰かが読んでくれたり、紹介してもらったりすると読みたくなります。

以前、研修へ行ったときに紹介してもらったのが、この絵本。

『ともだち』谷川俊太郎/文 和田誠/絵

「ともだちってかぜがうつってもへいきだっていってくれるひと。」
で始まってともだちってこんな人、と語りかけてくれる詩です。

私が1番好きなフレーズが、

「ともだちって そばにいないときにも いま どうしてるかなって おもいだすひと」

幼なじみ、学生時代の友だち、何気ないことで知り合った人…
今までの人生でたくさんの人と出会い、私の長所は「いい人と出会えること」だと言えるんでないか、というくらい本当に人に恵まれてきました。

だから、友だち、出合った人たちみんなを大切に、そして大切に思ってもらえるような人間にならないばなぁ。。。と思います。

大切な人、大切なもの、人それぞれ大切なことってありますよね。


『たいせつなこと』
      マーガレット・ワイズ・ブラウン/作


この絵本にこんな1連があります。

「そらにとって たいせつなことは いつもそこにある ということ」

スプーンにとって雪にとって、各々にとって大切なことが淡々と軽やかに綴られ、最後の「あなたにとってたいせつなこと」が、すんっと心に響きます。


少し感傷的になってしまいました。なにせこんな天気だからなぁ。


文通の達人になれるかもしれない本

by なな

こんにちは!
今日はとてもあたたかいですね!
寒かった冬が終わりやっと春がくるのかと思うと、なんだか嬉しくなってしまいます✿

春といえば、新しくなにかを始めたくなる季節ではありませんか?
わたしの場合、一昨年の春は読書を始め、去年の春には手作りパンに挑戦してきました。
そして今年の春は、文通を始めることにしました!
相手は主に大学時代の友人です。
文通はメールや電話と違い時間がかかるものですが、自分の手で字を綴るというのはとても楽しいです(^^)
ポストに返事の手紙が入っているのを見つけたときの嬉しさだって文通の良いところのひとつです!

もしも「わたしも文通してみたい」なんて思われた方がいたら、こちらを参考にしてみてください。

『恋文の技術』(森見登美彦/著 光文社)

森見さんの小説です。
おかしくて笑えるうえに、文通について学べますよ!
極めれば恋文の達人にだってなれる。かもしれません。



今日は、明日の23日(月)から始まる、子供の読書週間特別本展

『君と未来をつないだ本』

こちらの準備を始めます!
昭和55年から今までの教科書(教育出版)に載った資料の展示がありますので、みなさんぜひいらしてください★


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