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宣言。

by saku

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これがウワサの「宣言」です
みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。


先日テレビを見ていたら、
有川浩さんの作品
『図書館戦争』(913ア)
の映画化作品が4月に公開されるということを知りました。

有川浩さんと言えば、
図書館でもかなりの人気を誇る作家。
恋愛小説からSFまで幅広いジャンルの作品を執筆されています。

ストーリーは…
行きすぎた検閲に対抗するために図書館によって作られた“図書隊”と呼ばれる軍事組織。
そこに入隊した、ある女の子の物語
です。
もちろんフィクションで、
僕の知る限りでは“図書隊”はありません。
少なくとも中標津には。


主人公の女の子の猪突猛進ぷりがとても面白く、
時にそのまっすぐな言動が心を打つおはなしです。
詳しい内容は読んでからのお楽しみということで。


ところでこの『図書館戦争』という作品、
作者の有川浩さんが、
「図書館の自由に関する宣言」
というものを見かけたのがきっかけとなって生まれたそうです。

当館にも、入口(傘立ての上あたり)に掲示してありますので、
興味のある方は一度ご覧になってみてください。


ちなみに、どうして図書館が「自由」にこだわるかと言うと、
第二次世界大戦終了までは、
読みたいものを読めず(それ以前に出版されず)
知りたい情報を知ることができない時代が続いたからです。

僕はそのころまだ生れておらず
検閲が行われていたという知識は社会科の授業で習った程度ですが、
こうして目の見えるところに「宣言」が掲げられていると、
確かに存在した時代の重みを感じます。


…とまぁ、堅苦しくなってしまいましたが、
『図書館戦争』は世代を問わず楽しめるエンターテイメント作品です。
貸出中の場合は予約することもできますので、
映画を観る前に原作を読んでみてはいかがでしょうか?


作業。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。


図書館では、引き続き蔵書点検中です。
後半戦に入り、だんだんと終わりが見えて来ました。

10日(日)の開館日まで、今しばらくお待ちください。


さて、ひたすらバーコードをなぞり続けているのですが、
単純作業をしていると、いろいろなことを考えます。


で、たまに思い出し笑いしてます。


我ながら不気味ですね。

以前、製造業に就いている知人から、
「思い出し笑いは製造業の醍醐味だぞ」
と言われたことがありますが、
孤独な作業は笑いをこみあげさせるようです。


何を思い出しているかというと、
最近、長男(3歳)に質問した時に帰ってくる一言。

答えられることには答えてくれるのですが、
わからないときに発する言葉が、深刻すぎるのです。


たとえば、仕事から帰って二人でお風呂に入りながらお話していると…

saku「そうくん(長男)、今日は何して遊んでたの?」

長男「…なにもわからない」

saku「今日はお母さんとどこか出かけた?」

長男「…なにもわからない」

saku「…晩御飯食べた?」

長男「…なにもわからない」

と言った具合です。


何かひとつのことが分からないなら教えようもあるのですが、
“何も”分からないとなると、どれから教えたらいいものやら。


とりあえず、
『いい男の条件』
(ますい志保/著 青春出版社(159マ))
でも教えておけば良いでしょうか。


2月4日〜9日はお休みです。

by saku

みなさんこんにちは。
-20℃でも坊主頭のsakuです。

さて、以前図書館NEWSでお知らせしたとおり、
2月5日〜9日は特別整理休館です。
2月4日が通常の休館日なので、
来週は月曜日から土曜日までお休みさせていただきます。

本を借りる予定の方は、
2月3日(日)までにお越しください。
ついでに、土日にしるべっと前で開催される冬まつりもお楽しみください♪


6日間のお休み。
締め切った図書館の中では一体何が行われていると思いますか?


本でドミノ倒しをして遊んだり、
フリスビーみたいに投げて上手に棚に入るか試したり、
おはなしコーナーでジンギスカンをしたり。
…なんてことはもちろんしません。
(本は大事に扱いましょう。)


正解は…
棚の整理と、
主に「蔵書点検」をしております。

「ちゃんと正しい場所に本があるか。無くなっていないか。」
を点検しているのです。


どのように点検しているかと言うと、
通称「ハンディ」と呼ばれるキカイで、
(一昔前の携帯電話のような形です。まだメールができない頃の。)
本のバーコードを、
ひたすらピッピピッピとなぞっていくのです。


中標津町図書館には、
約11万点の資料があります。
職員総出で、
11万個のバーコードをなぞるのです。


この作業をしないと、
間違ったところにしまってある本は
ずーーっと見つからないままになり、
せっかく本を探しに来てくれた方にご迷惑をおかけしてしまうことになってしまいます。


6日間の休館でご不便をおかけしますが、
どうかご理解いただければと思います。

2月10日からは
カレンダーの無料配布(その名も「カレンダー持ってく会?」)が
始まりますので、
休館明けもぜひ図書館をご利用くださいm(_ _)m


職員の「今年の1冊」(^o^)丿

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。


中標津町図書館は、今日が最後の開館日です。
ブログも、年内は今日が最後の更新となります。


1年の締めくくりということで、
これまでブログを書いてきた図書館スタッフそれぞれのビッグニュースと、
今年読んだ中で一番印象に残った1冊を紹介します。


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kane(副館長)
今年のビッグニュース
「図書館で働くこととなり、今まで読むことが無かった本を少しずつ読むようになった」
今年の1冊
『新装版 こころの道』木村耕一/著(159/キ)
「ちょっとした時間にちょっと読む」ことで、キモチに余裕ができた気になれる本。

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のび子(絵本以外の児童書担当)
今年のビッグニュース
「納涼おはなし会を開催できたこと」
今年の1冊
『夢十夜』夏目漱石/著(全集などに収録)
納涼おはなし会では第三夜を読んで頂きました。「こんな夢を見た」から始まる、10篇の短編です。


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ジェーン(絵本担当)
今年のビッグニュース
「生まれて初めてホヤを食べた」
今年の1冊
『ファーディーとおちば』ジュリア・ローリンソン/作  ティファニー・ビーク/絵(E2/ヒ)
お友だちを想うファーディーの優しさと一途なところが、こころを温かく満たしてくれます。

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saku(大人向け一般書担当)
今年のビッグニュース
「4月に次男が誕生」
今年の1冊
『北海の狩猟者』西村武重/著(N916/ニ)
養老牛温泉の開発者、西村さんの昭和42年の著書。中標津の開拓時代について書かれています。小さい頃、祖父母に地域の昔話を聞いていた感覚が思い出されます。

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なな(小説・エッセイ等担当)
今年のビッグニュース
「中標津町図書館で働き始めたこと」
今年の1冊
『猫弁』大山淳子(913/オ)
今年読んだ本の中で一番のハッピーエンド小説。読むだけで幸せな気持ちになります!

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さて、みなさんの今年の1冊はどんな本でしたか?


今年1年、図書館を利用していただき、
またブログにお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。
平成25年も、よろしくお願いいたします。

それでは皆様、よいお年を。


“しるべっとまつり”にて

by saku

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これが噂の“ポス子”ちゃん。
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みんな、友達やお母さんたちと楽しそうに考えて書いてくれました。
みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。


さて、他の職員のブログにもある通り、
昨日“しるべっとまつり”にて
「寄せ書き絵本をつくろう!」という
体験ブースを出していました。

用意した紙に、
いろいろな人へのメッセージや絵を書いていただき、
この日のために用意した“ポス子ちゃん”のお口に入れ、
後日メッセージは本になって図書館で見られますよ、
というブースです。


たくさんの方のご参加、ありがとうございました!
現在“ポス子ちゃん”はたくさんのメッセージを食べ、
図書館の事務所で食休み中です。
ポス子ちゃんのお腹が落ち着き次第、
製本していきます。

実際に読んでいただけるようになるのは、
おそらく2〜3週間後くらいかと思います。
恐れ入りますが、しばらくお待ちくださいm(_ _)m


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